長期間の海外旅行に行く時に必用となってくるのが、現地のお金ですよね。
世界一周や放浪の旅(気の向くままに出かける旅)をするとなると、何ヶ月分のお金を持ち歩くのも難しい。。
そこで選択肢としてあがるのが国際キャッシュカードとクレジットカードのキャッシングかなと思います。
私は持っているクレジットカードが海外キャッシングが出来ないものだったので、国際キャッシュカードを持っていくことにしました。
国際キャッシュカードとは?
ちなみに今回初めて国際キャッシュカードについて色々調べることになったのですが、それまでは「国際キャッシュカードってなになに?海外でどうやって使うの?」という状態でした。
同じ状態だよ!という方のために、簡単に国際キャッシュカードについて説明します。
まず国際キャッシュカードとは、日本の自分の銀行口座から海外ATMで現地のお金を引き出すことが出来るものです。
私はメインバンクがみずほ銀行なので、みずほ銀行で国際キャッシュカードが作れないかな?と思って調べてみたら2014年2月28日にサービスが終了していました。
そのため手持ちの新生銀行と楽天銀行のカードで国際キャッシュカードの手続きをすることにしました。
そもそも国際キャッシュカードってわざわざ発行したりするのかな?と思っていたのですが、新生銀行も楽天銀行も特別な手続きはなく、今持っているカードを海外ATMでそのまま使用出来るみたいです。
ただ新生銀行に関しては、初期段階で海外ATMの出金限度額が0円になっているので、事前にネットバンキングもしくは電話で出金限度額を変更しないといけません。
国際キャッシュカードのマークをチェックしておこう
ちなみに海外ATMの中でも国際キャッシュカードの種類によって、使用出来るものと出来ないものがあるみたいです。
それがCIRRUS(シーラス)とPLUS(プラス)です。

CIRRUSに関しては、よく聴くMASTERカードのMASTERが中心となって運営しているようで、 MASTER以外にはJCB、Maestro、ダイナーズ などのブランドが加盟?しているみたいです。
またPLUSに関しては、VISAが運営しているようです。ちなみにCIRRUSに関しては、世界93カ国、100万箇所以上の場所にATMがあるようですが、PLUSは世界170カ国以上、100万箇所以上の場所なのでPLUSの方が便利そう。
どっちかだけを作るなら、PLUSの方がいいのかな?と思いました。私は今回、新生銀行がPLUSで楽天銀行がCIRRUSだったので、念のため両方持っていこうと思います。
国際キャッシュカードによって出金手数料や換算レートが異なる
ちなみに今回私は、新生銀行と楽天銀行を海外に持っていこうと思っているのですが、どちらのカードも海外ATMでの引き出し手数料は無料です。(ただ、海外ATM設置銀行独自の手数料が必用なところもあるかも)
かかってくるお金は、それぞれのカードによって設定されている換算レートです。
新生銀行は4%、楽天銀行は3.024%(2017年3月時点)なので、簡単に言うと1万円を引き出すと新生銀行だと400円、楽天銀行だと302円かかるということです。
ちなみにざっと国際キャッシュカードのそれぞれの手数料と換算レートを一覧にしてみました。
新生銀行
・カード形態:国際キャッシュカード
・出金手数料:無料
・換算レート:4%
・カード年会費:無料
楽天銀行
・カード形態:デビット機能付きカード
・出金手数料:無料
・換算レート:3.024%
・カード年会費:JCBは無料、VISAは1,029円
三菱UFJ銀行
・カード形態:デビット機能付きカード
・出金手数料:108円/回
・換算レート:3%
・カード年会費:無料
SMBC信託銀行
・カード形態:国際キャッシュカード
・出金手数料:216円/回
・換算レート:3%
・カード年会費:無料
ジャパンネット銀行
・カード形態:デビット機能付きカード
・出金手数料:無料
・換算レート:3%
・カード年会費:無料
イオン銀行
・カード形態:デビット機能付きカード
・出金手数料:216円/回
・換算レート:1.6%
・カード年会費:無料
キャッシュカードは自分自身のライフスタイルによって選択するのがベストだと思います。
またそれぞれのキャッシュカードによって、海外渡航する前にやっておかないといけない手続きがあったりするので出発前にチェックしておきましょう!
新生銀行の場合は、海外ATMの出金限度額を変更する、楽天銀行はネット上で出来る「セキュリティ設定」からデビットカードの海外利用が「利用可能」になっているかを確認しておくこと。
国際キャッシュカードっていろんな手続きが大変そう・・と思ってたけど、これまでになぜか作ってたカード達が役に立つことが出来てよかったです。
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